オンラインゲームで「Ping値は低いのにカクカクする」「動きがワープする」といった症状が起きていないだろうか。その原因はジッター(Jitter)かもしれない。Ping値だけでなくジッターも通信品質に大きく影響する。
この記事では、ジッターの仕組みとゲームへの影響、VPNを活用した改善方法を詳しく解説する。ゲーム環境をもっと快適にしたい方は参考にしてほしい。

🔒 ナビ助おすすめのVPN
セキュリティ・速度・使いやすさ、すべてが高水準

- ✅ 111カ国以上・7,400台超のサーバー
- ✅ 独立監査済みのノーログポリシー
- ✅ 2年プラン月額540円〜
- ✅ 30日間返金保証
※合わなければ全額返金・手続きも簡単
⭐おすすめ記事
VPNナビLabへようこそ!VPN選びに迷ったら、まずはこちらの記事をチェックしてみてください。

ジッター(Jitter)とは何か
ジッターとは、通信の遅延時間(レイテンシ)のばらつきのことだ。たとえば、Ping値が平均20msでも、あるパケットは10ms、次は50ms、その次は15msと変動が大きい場合、ジッターが大きいと言える。
オンラインゲームでは、一定のタイミングでデータがやり取りされることが重要だ。ジッターが大きいと、データの到着タイミングがバラバラになり、「ワープ」「ラバーバンディング」「当たり判定のズレ」といった症状が発生する。
- Ping(レイテンシ):データの往復時間。低いほど良い
- ジッター:Pingのブレ幅。小さいほど安定。5ms以下が理想
- パケットロス:データの消失率。0%が理想
ジッターが発生する主な原因
ネットワーク経路の混雑
ISP(プロバイダ)のバックボーンやルーターが混雑すると、パケットの処理に時間差が生じてジッターが増加する。特に夜間のゴールデンタイム(20時から24時)は混雑しやすい。
Wi-Fi環境の不安定さ
Wi-Fiは電波干渉や障害物の影響を受けやすく、通信品質が安定しない。ゲームには有線接続が推奨される理由の一つがこれだ。
ルーターやモデムの処理能力不足
古いルーターや低スペックのモデムは、大量のパケットを安定して処理できず、ジッターの原因になる。
何年も同じルーターを使っているなら、ゲーム通信の優先設定(QoS)などを備えたゲーミングルーターへの買い替えも選択肢になる(効果は環境によって異なる)。
VPN暗号化処理の負荷
VPNの暗号化・復号化処理にかかる時間がパケットごとに変動すると、ジッターが増える場合がある。重い暗号化プロトコルほど影響が出やすい。


VPNでジッターを改善できる仕組み
「VPNを使うとジッターが悪化するのでは?」と思う方もいるかもしれない。しかし実際には、VPNが通信経路を最適化することでジッターが改善するケースがある。
ISPのボトルネックを迂回できる
VPNを使うと、通信がVPNサーバーを経由するため、ISPの混雑した経路を避けられる場合がある。特にゴールデンタイムの混雑が原因のジッターには効果的だ。
スロットリングの回避
ISPがゲーム通信を検知して帯域を制限している場合、VPNで通信を暗号化すればゲーム通信と識別されなくなり、スロットリングを回避できる。
専用経路の利用
一部のゲーム向けVPNは、ゲームサーバーへの最短経路を自動的に選択する機能を持っている。通常のISP経由よりも安定した通信路を確保できるため、ジッターが大幅に改善することがある。
ジッターを改善するための具体的な対策
1. WireGuard系プロトコルを使用する
VPNプロトコルの中でもWireGuardは暗号化処理が軽く、処理時間のブレが小さい。NordVPNの「NordLynx」やExpressVPNの「Lightway」がWireGuardベースで、ゲーム用途に適している。
2. ゲームサーバーに近いVPNサーバーを選ぶ
ゲームサーバーとVPNサーバーの物理的距離が近いほど、ジッターは小さくなる。たとえば東京のゲームサーバーに接続するなら、VPNも東京サーバーを選ぼう。
3. 有線LAN接続に切り替える
Wi-Fiを有線LANに変えるだけで、ジッターが劇的に改善することが多い。ゲーミング環境では有線接続が基本だ。
手元のLANケーブルが古い規格のままなら、Cat6A以上のものに替えておくと回線の性能を活かしやすくなる。
4. QoS設定でゲーム通信を優先する
ルーターのQoS(Quality of Service)設定で、ゲーム通信の優先度を上げる方法もある。同じネットワーク内で動画視聴やダウンロードが行われている場合に効果的だ。
5. バックグラウンドアプリを停止する
Windows UpdateやクラウドストレージのSync、Steamの自動更新など、バックグラウンドで帯域を消費しているアプリを停止しよう。
6. スプリットトンネリングを活用する
ゲーム通信のみVPNを通し、その他の通信は直接接続するスプリットトンネリング機能を活用すれば、VPNの負荷を軽減してジッターを抑えられる。
VPNでジッターが悪化する場合
- 遠い国のVPNサーバーに接続している
- VPNサーバーが混雑している
- 重い暗号化プロトコル(OpenVPN TCP)を使っている
- スプリットトンネリングを使わず全通信をVPN経由にしている
上記の場合はVPN設定を見直すか、サーバーを変更しよう。
ジッターの測定方法
ジッターを測定するには以下の方法がある。
- Speedtest by Ookla:無料で使えるスピードテスト。ジッター値も表示される
- PingPlotter:経路ごとのジッターを視覚的に確認できるツール
- ゲーム内のネットワーク表示:多くのゲームがPingとジッターの表示に対応している
ジッターの目安として、5ms以下であればゲームに影響はほぼない。10ms以上になると体感できるレベルで、20ms以上は対策が必要だ。


⭐おすすめ記事
VPN選びで失敗したくないなら、総合力で選ぶのが正解。NordVPNについて詳しくまとめました。



よくある質問(Q&A)
Q. VPNを使うとPing値は上がる?
A. 経路によっては上がることが多いが、ISPの混雑を迂回できる場合はPingが下がることもある。サーバー選択が重要だ。
Q. ゲーム専用VPNサービスはある?
A. GearUP Boosterなど、ゲーム通信の最適化に特化したサービスがある。通常のVPNとは異なり、経路最適化に重点を置いている。ただし、NordVPNやExpressVPNでもWireGuardプロトコルを使えば十分快適にゲームができる。
ゲームジャンル別のジッター許容値
ゲームのジャンルによって、ジッターの許容範囲は異なる。
- FPS(VALORANT、Apex Legends等):ジッター5ms以下が理想。当たり判定に直結するため、安定性が求められる
- MOBA(League of Legends等):10ms以下であれば快適にプレイ可能
- MMO RPG(FF14等):15ms以下であれば概ね問題ない。リアルタイム性は比較的緩い
- 格闘ゲーム(ストリートファイター等):ジッター3ms以下が理想。フレーム単位の入力精度が求められるため、非常にシビア
- カードゲーム・ターン制RPG:ジッターの影響はほぼない。30ms以上でも問題なくプレイ可能


VPNサーバー選択とジッターの関係
VPNサーバーの選び方によって、ジッターは大きく変わる。以下の点を意識しよう。
物理的な距離を最小化する
自分の位置とゲームサーバーの間にVPNサーバーを配置するのが理想だ。たとえば、日本からの接続で東京にゲームサーバーがある場合は、東京のVPNサーバーを選ぼう。わざわざアメリカ経由にすると、往復距離が増えてジッターが悪化する。
サーバーの負荷を確認する
NordVPNやSurfsharkでは、サーバー一覧に負荷率が表示される。負荷率が低いサーバーほど処理の遅延が少なく、ジッターも小さくなる傾向がある。
時間帯を考慮する
ゴールデンタイムはサーバーが混雑しやすい。混雑を避けるため、同じ国でも別の都市のサーバーに切り替えてみるのが有効だ。
ジッターを悪化させないための日常の習慣
- ゲーム前に大容量のダウンロードやアップロードを完了させておく
- 家族が動画視聴やビデオ通話を同時に行わないよう調整する
- ルーターの近くにPCやゲーム機を配置する(Wi-Fi利用の場合)
- 定期的にルーターを再起動して、メモリの解放とプロセスのリセットを行う
- Windows Updateなどの自動更新を手動に切り替え、ゲーム中のダウンロードを防ぐ
間取りの都合でゲーム機をルーターの近くに置けない場合は、メッシュWi-Fiで離れた部屋まで電波を届けるという手もある(通信品質は環境によって異なる)。
まとめ
ジッターはオンラインゲームの快適性を左右する重要な指標だ。VPNの活用はジッター改善の有効な手段になりうるが、サーバー選択やプロトコル設定を誤ると逆効果になることもある。まずは現状のジッター値を測定し、原因に応じた対策を取ろう。
ゲームに適したVPNサービスの詳細は「VPNおすすめ比較」で確認できる。通信速度の比較は「VPN速度比較」も参考にしてほしい。
参考:webfactory「ゲームにおすすめVPN」、4DPocket「オンラインゲームにおすすめのVPN」、Surfshark「How to lower ping」
⭐おすすめ記事
最後までお読みいただきありがとうございます。VPNを検討中の方は、こちらの記事もぜひご覧ください。



🔒 ナビ助おすすめのVPN
セキュリティ・速度・使いやすさ、すべてが高水準

- ✅ 111カ国以上・7,400台超のサーバー
- ✅ 独立監査済みのノーログポリシー
- ✅ 2年プラン月額540円〜
- ✅ 30日間返金保証
※合わなければ全額返金・手続きも簡単


